NOMISMA SCHOLA

実質

じっしつ / real-value — 測る

含まれる金属そのものの値。溶かせば手に入る。

グロ・トゥルノワ グロ・トゥルノワ1266年 当百銭 当百銭1866〜67年
実物の写真。この語が指すものです。

現代では「物価で割ったあとの値」を指すが、金属貨幣の時代には文字どおり現代の家計では、名目の額を物価で割った「今どれだけ買えるか」を指す。「溶かして地金にしたらいくらか」だった。名目と実質の差は、いつの時代も貨幣史の主題になる。