NOMISMA SCHOLA

暮らしのお金

P3 — 毎月のお金は、どこから来てどこへ行くのか

暮らしのお金 — 科目の口絵

収入と支出、貯める、借りる、住まい、老後、家族。 一年のお金を一枚にまとめ、先に知っておくべき「いつ・いくら・誰が」を整理します。

監修: 葉山 満 / 本文の読了目安: およそ 11 分(本文 5,476 字・毎分500字で換算。演習と読む教材の時間は含みません) / 本文のほかに、演習 6 問・実物 1 点・読む教材 3 停

この科目で、できるようになること

  • 自分の一年の収入と支出を、公の統計と同じ費目で一枚にまとめられる。
  • 物価の上がり方と年金の改定を並べ、名目と実質を言い分けられる。
  • 預金・借入れ・住まいについて、公的な上限と守られる範囲を数で言える。
  • 相続と介護の「いつ・いくら・誰が」を、期限の順に並べられる。

レッスン(8節)

  1. 収入と支出 — 一年を一枚にする実収入 → 手取り → 消費支出 → 黒字。統計の並びが、自分の一枚の型になる。
  2. 物価が上がると — 名目と実質名目は額面、実質は物価を引いた後。年金の通知も、物価と並べて読む。
  3. 貯める — 預金は誰の借りで、どこまで守られるか預金は銀行の借り。守られるのは 1 金融機関・1 人・元本 1,000 万円と利息まで。
  4. 借りる — 利息の上限と、年収の三分の一利息の上限は年 15〜20 パーセント、借入れの上限は年収の 3 分の 1。分数で自分を測る。
  5. 住まい — 持つか、借りるか、支出の何割か持ち家 60.9 パーセント、借家 35.0 パーセント。住まいの費目は国ごとに定義が違い、数の大小は比べない。
  6. 老後 — 年金は、いつから、いくらか年金は「いつから」と「いくら」。自分の額は定期便に、開始年齢は法律に書いてある。
  7. 家族のお金 — 贈る、支える、決める贈るは 110 万円の線、支えるは 40 歳からの介護保険、決めるは成年後見。三つの場面に名前を入れる。
  8. 相続と介護の「いつ・いくら・誰が」3 か月・10 か月・3 年。起点は知った日。いくらは基礎控除から先に数える。

読む教材(3)

  • 大戦景気と震災・恐慌 日本 1920年 東京 兜町
    第 3 節。1920 年、預金を引き出す列。預金が銀行の借りであることを、取り付けの側から
  • 慢性の微熱 韓国 1970〜1990年代 銀行と契の間
    第 2 節。預金の利子と物価の駆け比べ。名目と実質を、韓国の家計の算術で
  • アシエント スペイン 1556〜1557年 退位の広間
    第 8 節。玉座とともに相続された債務。相続は借りも引き継ぐ

評価方法

科目内の演習 6 問(確認 4・比較 0・記述 2)。到達は自己評価で記録します。