昔
フクロウの銀貨が、国の外でも使われた
なぜ、疑わずに済む一枚が国境を越えるのか
フクロウ銀貨・デナリウス・8レアル → ドル基軸
3分でわかる 国境を越えるお金
横に送って見られます
昔
フクロウの銀貨が、国の外でも使われた
昔
銀そのものに値打ちがあり、そのまま通用した
昔
デナリウスや8レアルも、国境を越えた
似ているところ
見慣れた1枚は、確かめる時間が短い
今
今は、ドルが世界の中心のお金になっている
ドル基軸
今
ドルを支えるのは、制度・市場・軍事・法
使える見方
中心になる条件は、強さより「疑わずに済むこと」
使える見方
それには市場・安全な資産・法・交換・つながりが要る
気をつけること
素材で通るお金と制度で通るお金を、同じ「基軸」と呼ばない
8レアル
国境を越えたお金の一つ「8レアル」
外国の市場で、物を売りました。お代に「見たこともない硬貨」と「毎日見ている1枚」を出されました。どちらで受け取りますか?
選んでみてください
見慣れた1枚は、確かめる時間が短くて済みます。だからこそ、こうしたお金は国境を越えて使われてきました。
まず、本物か、中身はどうかを確かめる手間がかかります。疑わずに済む1枚の方が、取引は早く進みます。
フクロウの銀貨は銀そのもので、ドルは制度・市場・軍事・法で通用します。支えは違っても、「疑わずに済む」ことが国境を越える条件です。
本の場面のうち、このテーマが現れるもの。昔の場面との比べ方を、場面ごとに並べています。
6-01 / 2008年の前に 1962年〜2008年 ロンドン・ニューヨーク・バーゼル
7-02 / 2008と QE 2007年〜2009年 ワシントン
5-04 / レポと担保 現在 ニューヨーク
見慣れた一枚は確かめる時間が短い。だから国境を越える
フクロウは銀そのものが通用した。ドルは制度・市場・軍事・法が支える
基軸の条件は強さではなく「疑わずに済むこと」。そして「疑わずに済む」ためには、流動性の高い市場・安全資産の供給・法制度・交換可能性・ネットワークなど複数の条件が要る
素材の通用と制度の通用を同じ「基軸」で呼ぶとき
「似ている」だけで終わらせないため、違うところ、いまに使えること、昔の例をいまに当てはめてはいけないところ(限界)も書いています。