NOMISMA

値段は、表に書いてあるとは限らない

自分は、いくら払っているのか。誰が、どこで取っているのか

両替の差益・改鋳の出目・縁の削り取り → 決済の手数料と、残高の運用益

3分でわかる 見えにくい手数料

  1. 絵で見る
  2. あなたならどうする?
  3. くわしく読む

1絵で見る

横に送って見られます

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昔

両替屋は、交換の比率から取り分を得た

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昔

国は改鋳で、硬貨の中身から取り分(出目)を得た

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昔

硬貨の縁を削り取ることもあった

4 / 9

今

今は、支払いの一段ごとに手数料がかかる

5 / 9

今

預けた残高の運用益も、どこかの取り分になる

6 / 9

似ているところ

1回の取り分は小さい。積もると、払う側には見えにくい

7 / 9

使える見方

率×回数×期間で、年にいくらかを自分で出す

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使える見方

「無料」なら、代わりに何で払っているかを探す

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気をつけること

改鋳は強制、手数料は選べる。同じには置かない

2あなたならどうする?

「送金手数料 無料」のアプリを見つけました。あなたは、何も払っていないと言えますか?

選んでみてください

無料だから、何も払っていない

「無料」と書かれた場所では、代わりに残高の運用益・情報・時間で払っていることがあります。

何で払っているかを探す

それが、この見方の使い方です。残高の運用益・情報・時間のどれで払っているかを探します。

3くわしく読む

本文をくわしく読む ↓

手数料

昔の代表的な場面

いまのお金の場面

本の場面のうち、このテーマが現れるもの。昔の場面との比べ方を、場面ごとに並べています。

交通系カードの残高は、誰の負債か

8-01 / デジタル 現在 東京 資金決済に関する法律

似ている
特定の発行者が出した価値が、限られた範囲で貨幣のように回る形は、藩札や商店の私札と同じ。
違う
電子的に記録され、法律が定義と保全の枠を与えている。範囲の限定は、法ではなく発行者の契約で決まる。
使える
残高を見たら、発行者は誰か、どこで使えるか、どこまで保全されているか、の三つを問う。
限界
供託の基準額(政令)と、供託以外の保全方法(保全契約・信託)の中身は扱わない。会計上の扱いも別に確かめる。

「決済」とは、何を消すことか

1-05 / 現代のお金 現在 東京 決済の三つの手段

似ている
「渡した瞬間に終わる」現金の性質は、銀貨の手渡しと同じ。
違う
預金の決済は第三者の帳簿で行われ、終わるかどうかは仕組み(即時グロス決済・DVP)が決める。
使える
「払った」と「決済が終わった」を分けて考える。振込の予約は決済ではない。
限界
挙げた性質は日本の制度の説明で、支払完了性の扱いは国と決済システムで異なる。

裏づけを読む — 開示のページを開く

8-05 / デジタル 2026年8月31日 ボストン USDC の準備

似ている
裏づけを公開して信用を得る方法は、銀行が貸借対照表を公表し始めた時代の発想と同じ。
違う
裏づけが短期国債とレポで、開示が週次、保証が月次と、頻度が桁違いに高い。
使える
開示のページを見たら、区分と頻度と保証の主体を読み、金額はその日の値として扱う。
限界
この停は一社の自己開示に基づく。他の発行者や、保証と監査の違いの評価はしない。

昔と今の比べ方

似ている

お金を換える・運ぶ・預ける場所には取り分があり、一回ごとの取り分は小さく見える。積もった額は、払う側から見えにくい

違う

改鋳の出目は国が貨幣の中身から取り、両替の差益は商人が交換比率から取り、いまの手数料は決済の一段ごとに事業者が取る。取る主体と、取られる場所が違う

使える

率と回数と期間を掛けて、年にいくらかを自分の数で出す。「無料」と書かれた場所では、代わりに何で払っているか(残高の運用益・情報・時間)を探す

限界

「改鋳=いまの手数料」と置くとき。改鋳は強制、手数料は選べる。選べるものを選ばなかった費用は、制度の費用とは別に数える

「似ている」だけで終わらせないため、違うところ、いまに使えること、昔の例をいまに当てはめてはいけないところ(限界)も書いています。

料金のご案内

講座の本文と図解の本、国ごとの物語をすべて読めて、貨幣学検定も受けられます。

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