昔
品位の違う二つの硬貨が、出回っていた
価値の違う二つを同じ値で受け取らせると、人は何をするか
品位の違う貨幣を同じ名目で受け取らせる → 通貨選択・資本逃避
3分でわかる 良いお金が隠れるわけ
横に送って見られます
昔
品位の違う二つの硬貨が、出回っていた
昔
制度が「どちらも同じ値で受け取れ」と決めた
昔
人は、良い方を手元にしまった
昔
ただし、市場で自由に換えられるなら、単純には消えない
今
今は、どの通貨や資産を持つかを選ぶ
今
逃げる先は、金属から市場へ移った
使える見方
1人1人の筋の通った判断の積み重ね。道徳の話ではない
気をつけること
交換の比率が決まっていない場面に、この見方を当てない
2つ
価値の違う二つの貨幣。制度が同じ値で受け取らせた
あなたの財布に、銀の多い硬貨と、銀の少ない硬貨があります。お店ではどちらも同じ値で使えます。支払いにどちらを出しますか?
選んでみてください
同じ値で使えるなら、良い方を手放す理由はあまりありません。人は、良い方を手元に残してきました。
多くの人と同じ判断です。制度が同じ値で受け取らせると、人は良い方を手元に残します。
これは1人1人の筋の通った判断の積み重ねで、道徳の問題ではありません。ただし、市場で自由に換えられるなら、良い方は単純には消えません。
グレシャムの制度的条件つき
本の場面のうち、このテーマが現れるもの。昔の場面との比べ方を、場面ごとに並べています。
8-06 / デジタル 2025年6月29日 バーゼル
1-02 / 現代のお金 現在 東京 日本銀行法 第46条
価値の違う二つの貨幣を、制度上同じ価値で受け取らせると、人は良い方を手元に残す(市場で自由に換えられるなら、単純には消えない)
昔は品位差、いまは通貨と資産の選択。逃げ先が金属から市場へ
通貨選択は個々の合理的判断の合計であり、道徳の問題ではない
固定の交換比率という条件が無い場面に「グレシャム」を当てるとき
「似ている」だけで終わらせないため、違うところ、いまに使えること、昔の例をいまに当てはめてはいけないところ(限界)も書いています。