NOMISMA

制度が良貨を隠す

価値の違う二つを同じ値で受け取らせると、人は何をするか

品位の違う貨幣を同じ名目で受け取らせる → 通貨選択・資本逃避

3分でわかる 良いお金が隠れるわけ

  1. 絵で見る
  2. 数字で見る
  3. あなたならどうする?
  4. くわしく読む

1絵で見る

横に送って見られます

1 / 8

昔

品位の違う二つの硬貨が、出回っていた

2 / 8

昔

制度が「どちらも同じ値で受け取れ」と決めた

3 / 8

昔

人は、良い方を手元にしまった

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昔

ただし、市場で自由に換えられるなら、単純には消えない

5 / 8

今

今は、どの通貨や資産を持つかを選ぶ

6 / 8

今

逃げる先は、金属から市場へ移った

7 / 8

使える見方

1人1人の筋の通った判断の積み重ね。道徳の話ではない

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気をつけること

交換の比率が決まっていない場面に、この見方を当てない

2数字で見る

2つ

価値の違う二つの貨幣。制度が同じ値で受け取らせた

3あなたならどうする?

あなたの財布に、銀の多い硬貨と、銀の少ない硬貨があります。お店ではどちらも同じ値で使えます。支払いにどちらを出しますか?

選んでみてください

銀の多い方

同じ値で使えるなら、良い方を手放す理由はあまりありません。人は、良い方を手元に残してきました。

銀の少ない方

多くの人と同じ判断です。制度が同じ値で受け取らせると、人は良い方を手元に残します。

4くわしく読む

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グレシャムの制度的条件つき

昔の代表的な場面

いまのお金の場面

本の場面のうち、このテーマが現れるもの。昔の場面との比べ方を、場面ごとに並べています。

お金の三つの試験 — 単一性・伸縮性・健全性

8-06 / デジタル 2025年6月29日 バーゼル

似ている
額面で受け取れるかどうかは、地方の銀行券が割引で流通した時代に人々が毎日問うたことと同じ。
違う
試験を課す側が国際機関で、対象が公開台帳の上の持参人払い証券である。
使える
デジタルのお金の議論を読むときは、三つの試験を順に当てる。特に「中央銀行の帳簿で決済されるか」を最初に問う。
限界
報告の評価は2025年6月時点。規制の進展で変わる。統合台帳の設計は扱わない。

昔と今の比べ方

似ている

価値の違う二つの貨幣を、制度上同じ価値で受け取らせると、人は良い方を手元に残す(市場で自由に換えられるなら、単純には消えない)

違う

昔は品位差、いまは通貨と資産の選択。逃げ先が金属から市場へ

使える

通貨選択は個々の合理的判断の合計であり、道徳の問題ではない

限界

固定の交換比率という条件が無い場面に「グレシャム」を当てるとき

「似ている」だけで終わらせないため、違うところ、いまに使えること、昔の例をいまに当てはめてはいけないところ(限界)も書いています。

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講座の本文と図解の本、国ごとの物語をすべて読めて、貨幣学検定も受けられます。

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