NOMISMA SCHOLA

お金はどこから来たのか

A01 — 通史 ① — 紀元前三千年から前三三六年まで

お金はどこから来たのか — 科目の口絵

人はなぜ、秤をやめて、印を信じたのか。

監修: 葉山 満 / 本文の読了目安: 科目本文 約 10 分 + 教本 約 106 分 = 約 116 分 / 本文のほかに、演習 6 問・読む教材 3 停

この科目で、できるようになること

  • 印を打つことで取引から消えたものを、金属ではなく時間の言葉で説明できる。
  • 三つの重さの物差しを、数を使って並べ、なぜ並んで流通できたかを言える。
  • 名乗らない銀貨と名乗る銀貨の違いを、誰が品質を引き受けるかで説明できる。
  • 壊れた信用を秤に戻さず、法と検貨人で立て直した理由を、実物の痕から言える。

教本 — TEXTBOOK

『お金はどこから来たのか』 First Edition(2026)

一冊まるごとの図版教本。図版 31 点・読了の目安 約 106 分

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レッスン(8節)

  1. 重さで払う世界から、印の世界へ印を打つ一手が消したのは金属ではなく、疑う時間。宣言できるのは疑われない者だけ。
  2. 国は消え、印は残る貨幣は発行した者の存続に縛られない。金貨は少数を動かし、銀貨は多数を動かす。
  3. 東からの火と、三つの秤同じ名で違う重さ。秤の選択は交易圏の選択で、整数の関係が別の貨幣を並べて流通させた。
  4. 名乗らない銀貨から、名乗る銀貨へ名乗りは、誰が品質を引き受けるかの宣言。覚えられた顔は、変えないことが力になる。
  5. 地下の銀、海の船配れば消え、束ねれば形になる。食い違う二つの史料は、決めずに並べる。
  6. 帝国の通貨と、壊れる貨幣価値の違う二つを同じ額面で受け取らせると、良い方は仕舞われる。劇場が先に言い当てた。
  7. 検める人と、ノモス信用は素材の中ではなく、取り決めと、それを検める仕組みの中にある。
  8. 三つの大地と、王の名三つの大地で別々の答え。都市の紋章の時代が終わり、王の名が金貨に載った。

ケーススタディ — 教材で使う(3)

  • 起源以前 総論・世界2700年 紀元前 3000年 メソポタミア
    第 1 節。物々交換ではなく貸借の記録から始まる、総論の航路の最初の停
  • 検める人 ギリシャ 前375/4年 アゴラの発掘区
    第 7 節。「銀貨に関する法」の石碑を、ギリシャの航路の停で
  • 十六の国が、銭を打つ インド 前6世紀 打刻の工房
    第 8 節。打刻銀貨の記号を「分からない」と書き残す、インドの航路の停

評価方法

科目内の演習 6 問(確認 4・比較 0・記述 2)。到達は自己評価で記録します。