NOMISMA

テトラドラクマ

てとらどらくま / tetradrachm — 貨幣の名

四ドラクマ銀貨。アテナイのフクロウは、古代でもっとも多くまねされた硬貨になった

ゴルゴネイオンのテトラドラクマ ゴルゴネイオンのテトラドラクマ前510〜前507年頃 初期フクロウのテトラドラクマ 初期フクロウのテトラドラクマ前500〜前480年頃 フクロウのテトラドラクマ フクロウのテトラドラクマ前5世紀(古典期)
写真。この言葉が指すものです。

四ドラクマにあたる銀貨。前五世紀アテナイの「フクロウ」は東地中海じゅうで好まれ、古代でもっとも多くまねされた硬貨になった。ただし、エーゲ海で先に一種の国際的な交易の貨幣として広まったのはクロイソスの金貨だった、とクロールは書く。ローマ支配下のアレクサンドリアでは、銀の含有を抑えたビロンのテトラドラクマが約三百年打たれ続けた。

⚠ 前五世紀の意匠のフクロウは、二千五百年ののち、ギリシャの一ユーロ硬貨の原図に還ってきた。