NOMISMA SCHOLA

エキュ・ブラン(ルイ14世の銀エキュ)

1690年 ・  ・ 十七世紀 ・ ルイ14世

エキュ・ブラン(ルイ14世の銀エキュ)(表)エキュ・ブラン(ルイ14世の銀エキュ)(裏)
Roettiers(トロワ造幣所) / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

1641年のエキュ・ダルジャンを原型とする、総量約27グラム・額面3リーブルの大型銀貨である。この一枚はトロワ造幣所で彫刻家ロエティエが手がけた1690年銘。ルイ14世の親政は三つの大戦争で貫かれ、常備軍の膨張とヴェルサイユ造営が国庫を空にした。財務総監コルベールは歳入構造を組み替えて一度は黒字に転じさせたが、記事は言い切る、それでも度を越した戦費のためフランスは貧しくなっていった、と。