NOMISMA

メダル・切手・手形とお金

コインに似た物、代わりに使われた物を比べ、何がお金の役目を果たすのかを考えます。

本文を読む目安:約6分
確認問題は任意です(この時間に含みません)
読める範囲:講座の入口と目次は無料・本文は購入された方向け
購入後は、使えるようになった時点から本文を読めます

3分でわかる お金のおとなりさん

  1. 絵で見る
  2. あなたならどうする?
  3. くわしく読む

1絵で見る

横に送って見られます

1 / 7

メダルはお金と同じく打たれるが、支払いには使えない

受け取られる必要がないから、主張が自由

2 / 7

手形・預り証・株。どれも約束を運ぶ紙

紙幣は、持っている人に払う約束

3 / 7

1937年

小銭が消えた街で、台紙に切手を貼ってお金にした

郵便の紙が、お金の顔をして手から手へ

4 / 7

切手には額面があり、国が出し、偽造の対策もあった

小銭に要る条件を、もともと満たしていた

5 / 7

囲まれた街は、銀器を切り、書物の表紙でお金を作った

最後まで捨てなかったのは、額面と言葉

6 / 7

敗戦後のドイツでは、誰も命じないタバコがお金になった

数えやすい・分けられる・傷みにくい・みんなが欲しい

7 / 7

「これはお金か」は、いつ・どこで・どの働きかで答える

はい・いいえの二つでは答えられない

2あなたならどうする?

あなたの街から、小銭がすっかり消えました。手元にあるのは郵便切手。これを小銭の代わりにできるでしょうか?

選んでみてください

できない。切手は郵便のためのもの

内戦下のスペインでは、実際に、台紙に切手を貼った「切手貨幣」が手から手へ渡りました。

できる。額面があり、国が出しているから

その通りです。額面・国が出す・偽造の対策・小さな額の刻み。切手は、小銭に要る条件を郵便の都合で満たしていました。

3くわしく読む

本文をくわしく読む ↓

再現画メダル・切手・手形とお金 — 講座の口絵

この講座で、分かるようになること

  • メダルと貨幣の違い(支払い機能の有無)と共通点(図像の政治)を説明できる。
  • 手形・証券・切手貨幣を「紙モノの学」の対象として位置づけられる。
  • 緊急貨幣・代用貨幣を、境界事例として分析できる。
詳しい案内

講座の番号:F8

監修: 葉山 満

本文のほかに、演習6問・コイン1点・読む教材4件 所要時間の出し方

ほかに分かること

  • 「これは貨幣か」を機能の目録で判定する方法を使える。

この講座は、ほかの講座を読まなくても始められます。

出典の確かめ方を詳しく知りたい方へ(任意)

評価方法

講座内の演習6問(確認4・比較1・記述1)。到達は自己評価で記録します。

この講座の6つの章
  1. 支払えない金属 — メダル記章学の入口ヘーゼンのメダルは貨幣ではない。けれど図像の政治は貨幣と同じ文法で読める。
  2. 紙モノの学 — 手形から証券へ為替手形も預り証も株券も、約束を運ぶ紙。紙モノの学は、貨幣学の紙側の隣人。
  3. 切手がカネになった日 — 交差の記録郵便の小さな紙が、小銭の穴を埋めた。機能は、必要があれば器を乗り換える。
  4. 囲まれた街の造幣 — 緊急貨幣という分野菱形の銀、書物の表紙の紙。緊急貨幣は、貨幣の本体を照らす専門分野になった。
  5. タバコと貝と毛皮 — 代用貨幣の目録国家が命じないのに貨幣になったもの達。代用貨幣は、貨幣の発生を観察できる実験場。
  6. 「これは貨幣か」 — 境界の判定法機能の目録で測り、時と場所を添えて答える。境界の問いは、二値ではなく座標で答える。
読む教材(4)
  • 前夜 オランダ 1566年 彫金師の工房
    第1節。支払えない金属の、自由で先鋭な主張
  • イスラームとインド 総論・世界 後9世紀 小切手の起源
    第2節。小切手の遠い祖先。紙モノの系譜の東の起点
  • 内戦 スペイン 1937年 共和国側の街
    第3節。切手学と貨幣学が取り合う一枚
  • ダールデル、海を渡る オランダ 17世紀 ニューアムステルダム、交易所
    第5節。公定レートまで布告された貝と毛皮

次に読む

コインの来歴と売買のルール →

次に分かること:来歴が失われた一枚は、何を失っているのかを説明できる。

本文を読む目安:約9分 / 読める範囲:講座の入口と目次は無料・本文は購入された方向け

料金のご案内

講座の本文と図解の本、国ごとの物語をすべて読めて、貨幣学検定も受けられます。

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