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ドル・円・銀行――言葉の由来

重さや場所、道具の名前が、お金の言葉になった道筋をたどります。

本文を読む目安:約6分
確認問題は任意です(この時間に含みません)
読める範囲:講座の入口と目次は無料・本文は購入された方向け
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3分でわかる お金の言葉の由来

  1. 絵で見る
  2. 数字で見る
  3. あなたならどうする?
  4. くわしく読む

1絵で見る

横に送って見られます

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ペソは「重さ」。ポンドもマルクも、秤の単位だった

お金の前に、秤の時代があった

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銀行(バンク)の語源は、両替商の長い机

ヴェネツィアのリアルト橋のたもと

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破産は「壊れた机」。払えない両替商の机は壊された

市場から外す、仲間うちの儀式だった

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16世紀

ボヘミアの谷の銀貨ターラーの名が、海を渡りドルに

名前は、お金より遠くまで旅をする

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スペインの銀貨は中国で「銀円」と呼ばれ、円と元へ

世界の大きな通貨の名は、銀貨の記憶

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漢字の「貝」は中国の記憶。日本で貝はお金ではなかった

字は海を渡ったが、字の中の歴史は渡らなかった

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開元は新しい時代、常平は物価が平らか。名は願いの器

明治の円は「丸い形」から。何と名乗るかが最初の答え

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語源は「確か・有力・未検証」の三つの棚に分ける

ドル記号の由来は、有力だが諸説あり

2数字で見る

3.75グラム

開元通宝1枚の重さ。これが「匁」という単位の名になった

3あなたならどうする?

友だちが「ドル記号の $ は、ペソの略し書きから生まれたんだよ」と言いました。あなたなら、どう答えますか?

選んでみてください

「それで決まりだね」

教材の書き方は少し違います。ペソの略し書きが形を変えたという説が有力ですが、諸説あり、答えは一つに定まっていません。

「有力な説だけど、ほかの説もあるよ」

これが語源の作法です。「有力」と「確定」のあいだの棚から出すときは、迷いの印ごと運びます。

4くわしく読む

本文をくわしく読む ↓

再現画ドル・円・銀行――言葉の由来 — 講座の口絵

この講座で、分かるようになること

  • 重さ由来の通貨名(ペソ・ポンド・マルク・匁)を系譜つきで説明できる。
  • バンコ→バンク、バンカ・ロッタ→破産の語源を説明できる。
  • ターラー→ドル、銀円→円・元の名前の旅を辿れる。
詳しい案内

講座の番号:F4

監修: 葉山 満

本文のほかに、演習6問・コイン2点・読む教材5件 所要時間の出し方

ほかに分かること

  • 確かな語源と未検証の語源を区別する作法を実践できる。

この講座は、ほかの講座を読まなくても始められます。

出典の確かめ方を詳しく知りたい方へ(任意)

評価方法

講座内の演習6問(確認4・比較1・記述1)。到達は自己評価で記録します。

この講座の6つの章
  1. 重さの化石 — ペソ・ポンド・マルク・匁主要通貨の名の多くは秤の単位だった。言葉が、量る時代の記憶を運んでいる。
  2. 机の化石 — バンコとバンカ・ロッタ銀行は机、破産は壊れた机。金融の言葉には、リアルト橋の店先が保存されている。
  3. 旅する名前 — ターラーからドルへ、銀円から円へヨアヒムの谷の銀貨の名が、海を渡ってドルになった。名前は貨幣より遠くまで旅する。
  4. 海を渡った字 — 貝の漢字の正しい読み方貨・財・買の貝は中国の記憶。日本の歴史ではない。字の記憶と土地の歴史を分ける。
  5. 名前の政治 — 開元と常平と新円開元は新紀元、常平は物価安定の願い。名前は最初の布告であり、願いの器である。
  6. 語源の作法 — 確かな棚と、あやしい棚ドル記号の由来にも諸説の留保が付く。語源は検証できる史料であり、通説の巣でもある。
読む教材(5)
  • イタリア 総論・世界 後14世紀 バンコと破産
    第2節。バンコとバンカ・ロッタ。机の情景ごと
  • ハンザの海とマルク ドイツ 12〜15世紀 北ドイツ、商館の秤の前
    第1節。マルク=重さ。ポンドとの対も明記されている
  • ユーロへ スペイン 現在 マドリード、太陽の門
    第3節。東回りの名前の旅——銀円から円・元へ
  • スペインドルの国 アメリカ 17〜18世紀 カリブの海の植民地の港
    第6節。ドル記号の「有力・ただし諸説」——棚の実例
  • 韓国 総論・世界 後17世紀 常平通宝
    第5節。常に平らか——願いを名にした銭

次に読む

災害・疫病とお金 →

次に分かること:飢饉の京の経済(施し・値段・路上)を史料から語れる。

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講座の本文と図解の本、国ごとの物語をすべて読めて、貨幣学検定も受けられます。

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