1枚のコインは、表面に記録を載せた入れ物
打たれた跡・使われた跡・眠っていた跡の三つ
汚れと変化の跡を見分け、磨く前に知っておきたい扱い方と保管方法を学びます。
本文を読む目安:約6分
確認問題は任意です(この時間に含みません)
読める範囲:講座の入口と目次は無料・本文は購入された方向け
購入後は、使えるようになった時点から本文を読めます
3分でわかる 古いコインの守り方
横に送って見られます
1枚のコインは、表面に記録を載せた入れ物
打たれた跡・使われた跡・眠っていた跡の三つ
すり減り方は、使われた年月と使われ方の記録
すり減った顔を彫り直すのは、修理ではなく偽造
土の中はよい保管庫。危ないのは掘り出した後
急な乾燥・光・空気が、止まっていた傷みを始める
素手で触らない。温度と湿気を安定させ、光を抑える
手の脂は、表面に入り込む
いちばんの敵は悪意ではなく、善意の「磨き」
輝きは目に見え、消えた情報は見えない
手入れは最小に、記録は最大に、できれば元に戻せる形で
基準は変わる。だから未来に道を残す
写真で残せば、表面に触れずに何度でも見られる
NOMISMA の実物のページは「触れない標本室」
ただし写真には、重さと手ざわりが写らない
写真は実物の代わりではない
177枚
NOMISMA の実物のページに収めた、写真の標本
3つ
手入れの原則。最小・記録・元に戻せる
古い銅貨の、皇帝の顔がすり減って平らになっています。あなたなら、どうしますか?
選んでみてください
それは修理ではなく、偽造になってしまいます。消えるのは、その1枚が使われてきた歴史そのものです。
これがこの講座の考え方です。すり減りは傷ではなく、使われ続けた年月の記録。その1枚の履歴書の本文です。
読めるものを消さない。この姿勢が身につけば、この講座の半分は修了です。

講座の番号:E8
監修: 葉山 満
本文のほかに、演習6問・コイン2点・読む教材4件 所要時間の出し方
この講座は、ほかの講座を読まなくても始められます。
講座内の演習6問(確認4・比較0・記述2)。到達は自己評価で記録します。