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歴史から学ぶ、いまの判断 / 迷ったときの手順

新しい払い方を使う前の五問 — 誰の負債か・帳簿・先か後か・取り消し・相談先

新しい払い方を勧められた。使う前に何を確かめるか

3分でわかる 新しい払い方の五問

  1. 絵で見る
  2. 数字で見る
  3. あなたならどうする?
  4. くわしく読む

1絵で見る

横に送って見られます

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新しい払い方を勧められた。名前でなく五つの問いで見る

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一問目。誰の負債か

現金は日本銀行、預金は銀行、電子マネーは発行会社

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二問目。中央銀行の帳簿で決済されるか

銀行預金にはあり、発行会社の残高には無い

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三問目。先に渡すか、後で払うか

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四問目。取り消せるか

現金と送ったコインは戻らない

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五問目。困ったら誰に言うか

発行会社の窓口の他に、188と金融庁の相談室

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一つでも答えられなければ、まだ使う段階ではない

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いま使っている払い方に、五つの問いを当ててみる

2数字で見る

5問

使う前に確かめる問い

3つ

日本の法律の箱。前払式支払手段・電子決済手段・暗号資産

3あなたならどうする?

「ドルに結ばれたコイン」を勧められました。これは、ドルの預金と同じですか?

選んでみてください

同じだと思う

ドルに結ばれたコインは、発行会社の負債です。ドルそのものでも、預金でもありません。中央銀行の帳簿で決済される仕組みもありません。

違うと思う

その通りです。一問目の答えは「発行会社の負債」。送ったコインは戻らない、という四問目の答えも先に知っておきます。

4くわしく読む

本文をくわしく読む ↓

使う場面 スマートフォンの決済アプリ、新しいカード、ポイントの残高、暗号資産やドルに結ばれたコインを勧められたとき

払い方の名前は毎年増えます。名前で見分けるのではなく、五つの問いで見分けます。五つのうち一つでも答えられなければ、まだ使う段階ではない、と考える手順です。

一問目の答え方

現金は日本銀行の負債、口座の預金は銀行の負債、電子マネーの残高は発行会社の負債です。ドルに結ばれたコインも発行会社の負債で、ドルそのものでも預金でもありません。ビットコインは誰の負債でもありません。日本の法律は、電子的な価値を「前払式支払手段」「電子決済手段」「暗号資産」の三つの箱に分けます。分ける基準は素材ではなく、通貨との約束の有無です。

二問目の答え方

国際決済銀行は、お金に三つの試験を課します。どこでも同じ一円で通るか、必要なときに増えるか、不正に使われにくいか。銀行預金がどの銀行でも同じ一円で通るのは、銀行どうしの支払いが中央銀行の帳簿で決済されるからです。発行会社の残高やコインには、その帳簿がありません。

三問目から五問目

先に渡す払い方では、お金は使う前から発行会社の手の中にあります。後で払う払い方では、引き落としの日まであなたが負債を負います。現金は渡した瞬間に終わり、戻りません。困ったときに言う相手が発行会社の窓口だけなら、その会社が倒れたときの行き先が無い、ということです。

自分の場合

いま自分が使っている払い方を一つ選び、五つの問いを順に当ててみます。答えられなかった問いが、次に調べることになります。

手順

  1. 誰の負債か中央銀行・銀行・発行会社・誰でもない。名前ではなく、この四つのどれかで言う
  2. 中央銀行の帳簿で決済されるかどこでも同じ一円で通る根拠。銀行預金にはあり、発行会社の残高には無い
  3. 先に渡すか、後で払うかお金がいまどこにあるか。先に渡すなら発行会社の手の中、後で払うなら自分の負債
  4. 取り消せるか現金は戻らない。カードは覚えのない請求をカード会社に相談できる。送ったコインは戻らない
  5. 困ったら誰に言うか発行会社の窓口の他に、消費者ホットライン188と、金融庁の相談室がある

他の国では

原理は各国で同じです。米国では2025年7月に成立した法律が、ドルに結ばれたコインの発行者に流通額の一対一の準備と、保有者に利息を払わないことを求めました。ユーロ圏と英国の中央銀行は、自らのデジタル通貨について「発行の決定はしていない」とページに書いています。

参考文献

関連する講座とノート

P7 P1 勧誘を受けたときの3つの手順 — 切る・確かめる・話す 前払いの残高の発行者が倒れたら — 誰に、何を聞くか

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