NOMISMA SCHOLA

ルイドール(ルイ13世)

1640年 ・  ・ 十七世紀 ・ ルイ13世

ルイドール(ルイ13世)(表)ルイドール(ルイ13世)(裏)
Clicgauche / CC BY-SA 1.0(Wikimedia Commons)

1640年3月、ルイ13世の勅令で国王の名を冠した金貨ルイドールが生まれ、以後革命まで約150年フランスの基軸金貨となった。彫刻家ジャン・ヴァランがパリ造幣所に圧印機を導入し、完全な円形で縁のそろった貨幣を打った。目的は、縁を削って金を盗む rognage の防止である。日本の慶長小判が極印で品位を示したのに対し、フランスは機械の精度で改竄を封じた。同じ信用問題への、別の解だった。