バンク・ロワイヤルの銀行券
1720年 ・ 紙 ・ 十八世紀 ・ バンク・ロワイヤル(ジョン・ロー)
スコットランド出身のジョン・ローが摂政オルレアン公のもとで作った銀行の券である。信用の核は、券に記された重量の貨幣で兌換するという約束だった。ローはミシシッピ会社の株と銀行券と国債を一つの巨大な回路に組み、紙幣と信用の膨張は確かに好況を生んだ。だが兌換できる金属の量をはるかに超えて刷られ、1720年に体系は崩壊する。この破綻はフランスに一世紀の紙幣ぎらいを刻み、その糸は革命のアッシニアまで伸びた。