NOMISMA SCHOLA

カスティーリャ

かすてぃーりゃ / castile — 人と場

イベリア半島の王国。のちのスペインの中核。

アルフォンソ8世の金マラベディ アルフォンソ8世の金マラベディ1174〜1217年(トレド打とされる) ポトシの八レアル銀貨 ポトシの八レアル銀貨1556〜1598年(フェリペ2世)
実物の写真。この語が指すものです。

南を向いた王国。日々の勘定は、ムラービトの金貨の名を継いだマラベディで数えた。十二世紀の後半、アルフォンソ八世はトレドで全面アラビア語銘の金マラベディを打った。

千三百五十年から千三百六十九年に在位したペドロ一世が銀貨レアルを導入し、一レアルは三マラベディと定められた。十五世紀のエンリケ四世の時代には鋳造の許可が乱発され、年代記は造幣所の数を百五十と伝える。

⚠ アラゴンの手本はイタリアの金で、両王が結婚しても王冠も議会も造幣所も別々のままだった。「中世スペイン」という一つの国は、どこにも存在しない。