エキュ・ドール・ア・ラ・クロンヌ(王冠付き金エキュ)
1385年以降 ・ 金 ・ 十四世紀 ・ シャルル6世・シャルル7世

CNG / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)
ルイ9世が創始した金エキュの系譜に連なる、王冠付きの金エキュである。百年戦争の悪鋳で乱れた金貨の基準を、シャルル6世・7世が立て直した。ジャンヌ・ダルクがオルレアンの囲みを解き、1429年にランスでシャルル7世の戴冠を実現させたのち、シャルル7世はエキュ・ヌフ(新エキュ)を発行して金貨の基準を整えた。戴冠した正統な王の貨幣であり、恒久税タイユと常備軍で百年戦争を終わらせた時代の金である。