NOMISMA SCHOLA

6リーブル・エキュ(立憲王政型)

1792年 ・  ・ 十八世紀 ・ 立憲王政(ルイ16世)

6リーブル・エキュ(立憲王政型)(表)
Nationalmuseum(スウェーデン国立美術館) / CC0(Wikimedia Commons)

立憲王政期に打たれた6リーブルの銀エキュで、ルイ16世の名を刻む。革命が財務危機として始まったころ、まだ市中を流れていた正貨の実物である。だが紙の価値が落ちるにつれ、この良貨は退蔵されて市場から姿を消した。革命は借金から始まり、まず教会の富を食い、次にアッシニアで人々の貯蓄を食い、最後に金属へ帰る。その金属の側にある、消えた正貨の一枚である。