辞典と参考文献
The Commercial Crisis 1847–1848: being facts and figures illustrative of the events of that important period, considered in relation to the three epochs of the Railway Mania, the Food and Money Panic, and the French Revolution
D. Morier Evans — London: Letts, Son and Steer, 1848(Internet Archive のスキャン)

この資料が支える主張
- 1844年11月、イングランド銀行の金塊は1,430万ポンド、流通紙幣は2,100万ポンド、スレッドニードル街の利率は2.5%。1845年1月に新会社16社が登録され、4月には月52社に増えた(pp.2–3)
- 7・8月に登録が再び増え、9月の登録は457で年初からの累計は1,035、10月は363。銀行が利率を上げるという噂に鉄道紙は「案ずるに及ばない」と書いたが、10月16日に銀行は利率を3% へ上げ、10月末は株式市場の恐慌の始まりとして記憶される(pp.12, 16–18)
- 11月に銀行は最低利率を3.5% へ上げた。商務省への計画の提出(11月末)を前にタイムズがスパックマンの表を掲げた: 完成した47社(払込4,804万3,563ポンド・借入2,263万7,314ポンド、計7,068万877ポンド)、建設中118線(6,735万9,325ポンド)、計画中1,263社(要預託5,913万6,300ポンド=資本5億6,320万3,000ポンドの10% と議会費用5%)。うち643社は目論見書を登録していない(pp.20–22)
- タイムズ11月17日の社説は「1,428の鉄道、見積資本7億124万3,208ポンド、預託4,959万2,816ポンド」を挙げ、既に着手した分に5,000万ポンドを足すことすら「最も破滅的な混乱」なしにはできないと書いた。1,263の計画は「ほとんど煙だ」と言われようが「煙のあるところに火がある」(pp.22–23)
- 1,263社のうち商務省の規定に適う計画の提出に至ったのは半分に満たない。預託金は当初2,000万〜3,000万ポンドと見積もられ、大法官府の会計総監へ預ける。11〜12月に銀行の金塊は約1,400万から約1,300万ポンドへ減った(pp.25–26)
- ダルハウジー卿(1846年4月の上院): 前年に248本の鉄道法案が出た時点で前例の無い数と受け取られたが、12月31日までに1,400以上の計画が仮登録され、11月30日には800以上の図面が商務省へ提出され、12月31日には約700が残った。委員会通過が近づくほど株価が下がり、スコットランドでは解散の方法が問われている。こうして「ダルハウジーの解散法」が成立した(pp.41–43)
- 「貴族から農民まで、無傷で逃れた者はほとんどいなかった」と述べる。「これ以上の損害は後の章に」(p.52)
- 1847年の鉄道の払込請求: 1月615万ポンド(うち英国線450万)、2月140万、3月350万8,000、6月320万(うち外国線75万)、7月530万(英国線430万・外国線100万)、8月228万、9月416万、10月376万(9・10月計792万のうち外国線122万)、11月204万(pp.54–56, 64–65, 71, 74, 98)
- 銀行は1847年1月14日に3.5%、21日に4% へ上げた。10月1日に「14日までに満期の手形の最低率5.5%、公債を担保とする貸付は当面しない」と告示したことが全面的な恐慌を生み、鉄道が払込請求で商業信用を壊しているという叫びが再び上がった(pp.55, 75–76)
- 10月23日(土)にロンドンの銀行家が首相官邸へ行き銀行条例の停止を求め、25日(月)の政府書簡に応じて銀行は「95日以内に満期の手形の最低割引率8%、2,000ポンド以上の担保付き貸付8%」を決議した。9月15日から10月25日までに銀行が行った救済貸付の一覧を載せる。グリンは書簡の効果を「発行したのと同じ効果で、退蔵されていた紙幣が出てきた」と証言した(pp.86–91)
- 大蔵大臣は11月30日の演説で、最低率を10% でなく8% にした理由と、10月に見た「シティの恐慌」を語った(pp.93, 97–98)
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