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数と資料の出どころ

預金封鎖と新円切替(1946年)

預金封鎖と新円切替(1946年) / 1946年 / 日本 / 貨幣制度の混乱

数と資料の出どころ

図と本文の数が、どの資料のどこから来ているかの一覧です。見出しを押すと開きます。

詳しく読む数値台帳(11件)
614億5164万円円日本銀行券の発行高(金融緊急措置の直前)1946-02-16・残高 石橋蔵相は公布当日614億円あまりと説明日本銀行百年史 第5巻 p.42・表1-12(61,451百万円)
618億円円日本銀行券の発行高の頂点1946-02-18・残高日本銀行百年史 第5巻 p.44・表1-12(61,824百万円)
152億円(頂点の24.6%)円日本銀行券の発行高の底1946-03-12・分母2月18日の発行高・残高日本銀行百年史 第5巻 p.44・表1-12(15,204百万円)
503億409万円(回収率81.9%)円旧銀行券の回収高1946-02-18〜03-08・分母2月16日の発行高614億5164万円・累計日本銀行百年史 第5巻 p.42・表1-10
世帯主300円・世帯員1人100円円/月生活費の払戻しの上限1946-02-17〜03-31・法令 4月1日から世帯主は100円(百年史 p.47)官報1946 金融緊急措置令施行規則 第五條一
500円円/月・1人給与の払戻しの計算の上限1946-02-17〜・法令 分類所得税額を含まない官報1946 金融緊急措置令施行規則 第五條三
1人100円円新券の交換の上限1946-02-25〜03-07・法令 金融機関は3月9日まで(百年史 p.40)官報1946 日本銀行券預入令施行規則 第五條・第七條
3月末233億円・6月末428億円・12月末934億円円日本銀行券の発行高(その後)1946・残高日本銀行百年史 第5巻 p.47
3.360 → 8.676 → 22.49 → 187.2指数卸売物価指数(総平均)1945-08・1946-02・1946-12・1948-12・分母 昭和9〜11年(1934〜36年)平均=1・名目昭和財政史 第19巻 統計12.(2) 総平均
154億円円封鎖預金の新円による払出額1946-04〜06・期間の合計(主要金融機関・市町村農業会を除く) 7〜9月は179億円日本銀行百年史 第5巻 p.50
10万円超25% 〜 1,500万円超90%%財産税の税率1946-11-12(法律第52号)・分母 課税価格・法令 調査時期は1946年3月3日午前0時(第一條)名古屋大学 法令データベース1946 第二十二條・第二十三條
詳しく読む図の数の出どころ
図何の数値時点・期間資料とその箇所
図1数を使わない図———
図2日本銀行券の発行高(1946年)614.51946-02-16日本銀行百年史 第5巻 表1-12・p.47
図2日本銀行券の発行高(1946年)618.21946-02-18日本銀行百年史 第5巻 表1-12・p.47
図2日本銀行券の発行高(1946年)586.81946-02-25日本銀行百年史 第5巻 表1-12・p.47
図2日本銀行券の発行高(1946年)497.71946-03-02日本銀行百年史 第5巻 表1-12・p.47
図2日本銀行券の発行高(1946年)319.11946-03-06日本銀行百年史 第5巻 表1-12・p.47
図2日本銀行券の発行高(1946年)161.71946-03-09日本銀行百年史 第5巻 表1-12・p.47
図2日本銀行券の発行高(1946年)152.01946-03-12日本銀行百年史 第5巻 表1-12・p.47
図2日本銀行券の発行高(1946年)197.61946-03-25日本銀行百年史 第5巻 表1-12・p.47
図2日本銀行券の発行高(1946年)233.01946-03-31日本銀行百年史 第5巻 表1-12・p.47
図2日本銀行券の発行高(1946年)428.01946-06-30日本銀行百年史 第5巻 表1-12・p.47
図2日本銀行券の発行高(1946年)934.01946-12-31日本銀行百年史 第5巻 表1-12・p.47
図3経済危機緊急対策の発表—1946-02-16日本銀行百年史 第5巻
図3金融緊急措置令・日本銀行券預入令の公布と施行—1946-02-17名古屋大学 法令データベース1946
図3預金封鎖の実施—1946-02-18日本銀行百年史 第5巻
図3古いお札の預け入れと、新しいお札の支払いが始まる—1946-02-25日本銀行百年史 第5巻
図3古いお札が強制通用力を持つ最後の日—1946-03-02日本銀行百年史 第5巻
図3財産の調査時期(午前0時)—1946-03-03名古屋大学 法令データベース1946
図3預け入れの期限—1946-03-07官報1946
図3お札の発行高が152億円で底—1946-03-12日本銀行百年史 第5巻
図3世帯主の生活費を月300円から100円に—1946-04-01日本銀行百年史 第5巻
図3衆議院で事後承諾の審議。「五百圓生活問題」—1946-07-02帝国議会会議録1946
図3財産税法の公布—1946-11-12名古屋大学 法令データベース1946
図4お札は302億円あまりから614億円あまりへ。卸売物価は2.5倍を超える—1945年8月〜1946年2月—
図4お札は934億円、卸売物価指数は1948年12月に187.2—1946年12月〜—
詳しく読む何から分かるか

この事件の骨組みは、法令の条文で確かめられます。金融緊急措置令と日本銀行券預入令は、名古屋大学の法令データベースで全文を読みました。生活費・給与・交換の上限額と、古いお札の種類・最後の日・預け入れの期限は、1946年2月17日の官報号外に載った二つの施行規則の画像を目で読んで確かめ、5円券を加えた省令は2月22日の官報で確かめています。

数は、日本銀行百年史 第5巻の金融緊急措置の節(pp.38〜51)と、昭和財政史 第19巻の卸売物価指数の表によります。どちらも画像の PDF で、数は目で読みました。措置への評価は、実施した側の説明として、石橋蔵相の議会での答弁と日本銀行自身の歴史の二つを示しています。外部の研究者の評価は、このファイルではまだ登録していません。

何から分かるか — 資料の種類

財産調査の時期と、その前の換物

川島金次議員(社会党)

財産税の計画を年の初めに発表しながら調査令を3月まで出さず、その間に有力な地主・資本家が換物を盛んにした

帝国議会会議録1946
石橋湛山蔵相

議会の開会が遅れた事情で、前内閣はやむを得ず2月17日に勅令を出して急に財産調査をした

帝国議会会議録1946

措置は効いたのか

石橋湛山蔵相(1946年7月)

当時の政府が予定した効果を挙げたかは別問題として、あの場合はやらなければならなかった措置。預金がどしどし引き出されれば銀行は倒壊した

帝国議会会議録1946
日本銀行百年史

経済崩壊の危機の回避に寄与したが、効果は一時的。国民に抜き難い不信感と不安感を植え付けた

日本銀行百年史 第5巻
詳しく読む参考文献(8件)

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