11〜12世紀
日本から銭が消え、米と絹で数えるようになった
では、物々交換に戻ったのか
現金がなくても支払いは続くのか。過去の金融と現在のデジタル決済を比べます。
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3分でわかる デジタルのお金と歴史
横に送って見られます
11〜12世紀
日本から銭が消え、米と絹で数えるようになった
では、物々交換に戻ったのか
役所が倉への支払い切符を出し、紙の上で決済した
銭のない時代は、金融のない時代ではなかった
祖父は銭で払い、孫は絹で払う。3代で記憶が消えた
形の交代に要るのは、法令より時間
預金はもう、コンピューターに書かれた数字
いま薄くなっているのは、最後に残った現金だけ
国が出す電子のお金では、取引の台帳を誰かが持つ
台帳をどこに置き、誰が読めるか
2009年
国に属さないお金も、値段はドルで語られる
物差し・交換・保存。お金の働きは分かれうる
2016年11月8日
インドで、高額紙幣が一夜で無効になった
8割以上
流通するお金のうち、ただの紙になった分
お金の形が軽くなるほど、信用に頼る度合いは重くなる
台帳の数字は、紙より速く消えうる
8割以上
2016年のインドで、一夜で紙になった流通するお金の割合
3代
銭で払う暮らしの記憶が、国から消えるまで
「この国から現金が消える」と聞きました。お金のやりとりそのものも、止まってしまうでしょうか?
選んでみてください
900年前の日本では、銭が消えても、倉への支払い切符で決済が回りました。現金の消滅と、信用の消滅は別のことです。
これがこの講座の1本目の補助線です。預金はとうに電子の記録で、給料も家賃も帳簿から帳簿へ動いています。
ただし、形が軽いほど、お金は信用に頼ります。一夜の政令で紙幣が紙になったように。

講座の番号:F10
監修: 葉山 満
本文のほかに、演習6問・読む教材4件・参考文献1件 所要時間の出し方
この講座は、ほかの講座を読まなくても始められます。
講座内の演習6問(確認4・比較1・記述1)。到達は自己評価で記録します。
この講座の本文で参照した本と資料です。