NOMISMA SCHOLA

アエス・グラーウェ(セスタンテ)

前269〜266年頃 ・ 青銅 ・ 紀元前三世紀 ・ ローマ

アエス・グラーウェ(セスタンテ)(表)
Sailko / CC BY 3.0(Wikimedia Commons)

ローマ最初期の鋳造貨幣アエス・グラーウェの一枚で、貝殻を鋳出したセスタンテ(1/6アス)。点の数が額面を示し、重さがそのまま値打ちだった。ギリシアの植民市から数世紀遅れて出発したこの重い青銅が、のちに地中海の貨幣を統べる都市の第一歩である。