デシーム(デュプレ型)
1796〜97年 ・ 青銅 ・ 十八世紀 ・ ストラスブール造幣所(総裁政府期)

BnF Gallica / Public domain(Wikimedia Commons)
総裁政府期にストラスブール造幣所で鋳られたデシーム(デュプレ型)である。1793年秋の非キリスト教化運動で押収された教会の金属が、戦費のために溶かされた。青銅の鐘は大砲に、そしてこのデシームのような小銭にもなる。祈りを告げた金属が、共和国の小さな銅貨に姿を変えた。表はデュプレの手になる意匠で、鐘の青銅から生まれた一枚である。