NOMISMA SCHOLA

セレスの二十フラン金貨

1851年 ・  ・ 十九世紀 ・ パリ造幣所(第二共和政)

セレスの二十フラン金貨(表)
セレス・第二共和政(彫刻 Louis Merley) / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

セレスの二十フラン金貨(一八五一、第二共和政)。一八四八年の二月革命で七月王政が倒れ、金融恐慌のなかフランス銀行が兌換を止めたのち、豊穣の女神セレスの横顔を戴いた金貨が打たれた。王の顔に代わって、共和国の寓意が金貨に載る。規格はジェルミナルのフランを継ぎ、揺るがぬ金の重さのまま。政体は変わっても、金の物差しは変わらなかった。