NOMISMA SCHOLA

出挙

すいこ / suiko — 制度

古代の日本で、寺や国が稲や財を貸して利息を取った仕組み。いちばん古い金貸し。

日本 十二銭の黄昏 / 讃岐国 美貴郡

公の出挙は初め年に五割、私の出挙は律令のもとで年に十割まで許された。種籾を配って飢えを防ぐ制度でもあり、貸すことが正しさに変わった。鎌倉の世に銭が回ると、稲ではなく銭を貸す形が主になった(銭の航路「寺が銀行だった」の停)。