フランドル
ふらんどる / flanders — 人と場
低地地方の南部。毛織物と商業で栄えた。
ビロンのドゥニエ・トゥルノワ(悪鋳貨)1295〜1303年
ボットドラーヘルのグロート銀貨1389〜1402年(本品)
フィエルランデル(四邦の共通銀貨)1433年制定
十二世紀、ブルッヘ、ヘント、イーペルの街々は、海の向こうから届くイングランド産の羊毛を織る毛織物の工業で急成長した。
千二百七十五年頃、フランス王のグロ・トゥルノワに倣った大型銀貨グロートが打たれ、貨幣の桁が一つ上がった。千三百三十九年にはブラバントと貨幣の協定を結び、共通の型の貨幣を打つ。千三百八十四年、フィリップ豪胆公が婚姻を通じてこの地を手にし、ブルゴーニュ公家による低地の統合が始まった。
⚠ フィリップ四世のフランドルとの戦いは、千二百九十六年からの悪鋳を生んだ戦費の一つだった。