辞典と参考文献
Tulip mania: the classic story of a Dutch financial bubble is mostly wrong
Anne Goldgar(King's College London)— The Conversation

この資料が支える主張
- 300グルデン超を球根に使った人物は37人しか特定できない。300グルデンは親方職人の年収に相当する
- 最高値の球根は約5,000グルデンで、設備の整った家一軒の値段。多くの球根はそれよりはるかに安い
- 買い手の連鎖は5人より長いものを見つけられなかった。取引は酒場と近隣で行われ、参加者は商人層と熟練職人が主で、家族・宗教・近隣で結ばれていた
- 球根は土中にあり、代金の授受は5〜6月の引渡しまで無い。1637年2月の崩落で失われたのは帳簿上の利益で、1636年夏以降に紙の上で買って売った者は何も失っていない
- チューリップ狂に起因すると特定できる破産者は一人も見つからず、オランダ経済は影響を受けなかった
- 崩落は素人の参入ではなく、1637年最初の5週間の値上がりの持続不能と供給過剰の懸念が原因である可能性が高い
- ホラント州裁判所は当事者同士で話し合って裁判の外で解決するよう勧め、当局の対応は遅く躊躇したものだった
- 神話の系譜: 1637年の風刺歌とパンフレット → 17世紀後半の著述家 → 18世紀末ドイツの発明史(英訳)→ Mackay 1841。ペストの影響説は、値上がりの最大が流行の減退期(1637年1月)だった点と合わない
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