NOMISMA SCHOLA

チュリン型の二十フラン銀貨

1929〜1939年 ・  ・ 二十世紀 ・ パリ造幣所

チュリン型の二十フラン銀貨(表)チュリン型の二十フラン銀貨(裏)
20フラン銀貨チュリン型(1938・ポワンカレ以後の高額銀貨) / Public domain(Wikimedia Commons)

チュリン型の二十フラン銀貨(一九二九〜一九三九)。彫刻家ピエール・チュリンの名を冠する。一九二八年、ポワンカレはフランの金量を、旧ジェルミナルの五分の一に切り下げて固定し、安定を買った。その痩せたフランの、日常の高額銀貨がこれである。表に自由の女神、裏に麦の穂。金の量は八割減っても、額面と、フランへの信頼だけは、しばらく揺るがなかった。