バゾールの百フラン金貨
1935年 ・ 金 ・ 二十世紀 ・ パリ造幣所

100フラン金貨(1935・彫刻バゾール・切下げ後の金) / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
バゾールの百フラン金貨(一九三五)。表に翼をつけた自由の女神、彫ったのは彫刻家リュシアン・バゾール。裏に麦とオリーブと樫、そして一九三五の年号。ポワンカレが五分の一に切り下げたあとの、痩せた金の金貨である。フランスは金の砦に固執して独り遅れてデフレに沈んだのち、翌一九三六年、人民戦線がついに金を手放す。ジェルミナル以来フランを支えた金の柱が外れる、その直前の、最後の金貨だった。