200ピアストル券(1863年)
一八六三年、英仏資本の帝国オスマン銀行が特許を得て、三十年間の兌換券独占発行権を握った。その年の二〇〇ピアストル券。券面にはコンスタンティノープルの文字が刷られる。発券という主権の中枢を外国資本の民間銀行に預けた——この「外に預けた鍵」が、のちの破産処理と戦時の紙幣の伏線になる。
一八六三年、英仏資本の帝国オスマン銀行が特許を得て、三十年間の兌換券独占発行権を握った。その年の二〇〇ピアストル券。券面にはコンスタンティノープルの文字が刷られる。発券という主権の中枢を外国資本の民間銀行に預けた——この「外に預けた鍵」が、のちの破産処理と戦時の紙幣の伏線になる。