NOMISMA SCHOLA

200ピアストル券(1863年)

1863年 ・  ・ 十九世紀 ・ 帝国オスマン銀行

200ピアストル券(1863年)(表)
Unknown authorUnknown author / Public domain(Wikimedia Commons

一八六三年、英仏資本の帝国オスマン銀行が特許を得て、三十年間の兌換券独占発行権を握った。その年の二〇〇ピアストル券。券面にはコンスタンティノープルの文字が刷られる。発券という主権の中枢を外国資本の民間銀行に預けた——この「外に預けた鍵」が、のちの破産処理と戦時の紙幣の伏線になる。