NOMISMA SCHOLA

10000クローネ券(1918年)

1918年 ・  ・ 二十世紀 ・ オーストリア=ハンガリー銀行

10000クローネ券(1918年)(表)10000クローネ券(1918年)(裏)
Österreichisch-Ungarischen Bank / CC0(Wikimedia Commons

帝国最後の年に現れた一万クローネ券。平時の最高額面の十倍の桁が、崩壊の速度を語る。この後、同じ券は後継国家のスタンプを押されて分割され、オーストリアでは紙一四四〇〇=金一まで薄まった果てに、一九二五年、一万クローネがちょうど一シリングに畳まれる。この券一枚が、のちの一シリングである。