NOMISMA SCHOLA

カルシャーパナ(打刻銀貨)

紀元前400〜前300年 ・  ・ 紀元前四世紀 ・ ラージャスターン・マウリヤ朝期

カルシャーパナ(打刻銀貨)(表)
不詳 / CC0(Wikimedia Commons

クリーヴランド美術館の解説はこう書いている——初期インドの貨幣は不定形に切られ、広い範囲の印が打たれた。深く打ち込まれた印は、その貨幣が芯まで純銀であることを証明した。形を揃えるのではなく、印の深さで中身を保証する。これが亜大陸で最初に選ばれた方式である。目方を合わせて切り、印を重ねる。誰が打ったかは印が語り、何でできているかは印の深さが語った。