帝国自由都市フランクフルト 一ターラー 一七七二年
1772年 ・ 銀 ・ 十八世紀 ・ 帝国自由都市フランクフルト

帝国自由都市フランクフルトが一七七二年に打った一ターラー銀貨。表は楕円の枠に市の鷲、裏は塔と橋を望む市街の眺め。所蔵する国際貨幣クラブの記録は、皇帝ヨーゼフ二世の治世、造幣官 F. H. ブンゼン、銀、重さ二八・〇九グラム、直径三九・六ミリ、縁は模様入りと記す。マイヤー・アムシェルの父は、この街の一本の通りで商品の取引と両替を営み、ヘッセン侯に収集用の貨幣を納めていた。両替台の上で貨幣は、地金の重さだけでなく、集める人にとっての値を持ち始めていた。その両替台に載った、同じ街の銀貨である。
直径 39.6mm