ドゥランゴ八レアル
1821年 ・ 銀 ・ 十九世紀 ・ ドゥランゴ臨時造幣所

Tank historian boi / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
戦時に貨幣へ飢えていたのは王党派の側も変わらない。一八一〇年十月八日、サルセド司令官はチワワ、ドゥランゴ、ソンブレレテの三か所に臨時の造幣を相次いで許可した。首都と銀山地帯が反乱で切り離された以上、北の戦線は北の貨幣で支えるほかなかったのである。ドゥランゴの臨時造幣所は一八一一年二月一日に稼働を始めた。掲げた一枚はフェルナンド七世の銘を持つ一八二一年の八レアルである。