NOMISMA SCHOLA

メタポントゥムのインキューズ銀貨

前6世紀 ・  ・ 紀元前六世紀 ・ メタポントゥム

メタポントゥムのインキューズ銀貨(表)メタポントゥムのインキューズ銀貨(裏)
Marie-Lan Nguyen / CC BY 2.5(Wikimedia Commons)

表に大麦の穂を浮き彫りにし、裏に同じ穂を凹みで写す。インキューズと呼ばれる南イタリア植民市特有の技法で、なぜこの手間をかけたのかは今も諸説が並ぶ。穂はメタポントゥムの豊かな穀倉の署名である。国家より先に、都市がこれだけの貨幣を打っていた。