215年 ・ ビロン ・ 三世紀 ・ ローマ
皇帝が太陽の放射冠をかぶるのは「二デナリウス」の印。けれど含まれる銀は一枚半分ほどしかなかった。額面と中身の乖離を制度にしたこの貨幣は、以後半世紀で銀メッキの銅貨にまで転落する。三世紀の危機の主役である。