NOMISMA SCHOLA

VOCのドゥイト銅貨

18世紀 ・  ・ 十八世紀 ・ 西フリースラント(本品1790年)

VOCのドゥイト銅貨(表)
Rijksmuseum / CC0(Wikimedia Commons)

VOCのモノグラムを刻む、小さな銅貨。この国の勘定は1グルデン=20ストイフェル、1ストイフェル=8ドゥイトと立てられ、ドゥイトはその最小の単位だった。日々の買い物を回したのはストイフェルとドゥイトの小さな貨幣たちで、いちばん小さなドゥイトは、わずかな銭の代名詞になった。東インド会社の刻印を帯びた銅貨は海を渡って島々の暮らしに根づき、会社の解散後もオランダ領東インドで長く使われ続け、1854年の蘭印貨幣法の十進化でセントに置き換えられて役目を終えた。本品は1790年、西フリースラントの打刻である。