ユーロ硬貨(2002・フランス国別面)
2002年 ・ ニッケル ・ 二十一世紀 ・ フランス共和国/ユーロ圏
2002年1月1日、ユーロの紙幣と硬貨が流通を始め、2月17日にフランス・フランは法定通貨でなくなった。ここで六百年を超える物語が閉じる。フランという名は、1360年にジャン2世が自らの身代金のために鋳た馬上のフランに始まり、2002年まで六百四十二年つづいた。王の身代金として生まれ、革命の紙で信用を失いかけ、ナポレオンの銀で一世紀安定し、二つの大戦で溶け、最後にヨーロッパの共通通貨に道を譲った。1ユーロ=6.55957フランという最後の平価が、その墓碑銘になった。