リュシマコスのテトラドラクマ
前297〜前281年頃 ・ 銀 ・ 紀元前三世紀 ・ トラキア王国(リュシマコス)
前二九七〜前二八一年頃、トラキア王リュシマコスのテトラドラクマ。表はアンモンの角を生やしディアデマを結ぶ神格化アレクサンドロス、裏はニケを載せた着座のアテナ、銘は「ΒΑΣΙΛΕΩΣ ΛΥΣΙΜΑΧΟΥ」。角は前三三一年、シワのアンモン神託で「神の子」とされた故事の造形化である。この型はリュシマコスの死後もビュザンティオンなどで打ち続けられた。ミュンヘンのグリュプトテーク特別展で撮影された、個人コレクション貸与の一枚。