NOMISMA SCHOLA

アレクシオス1世のヒュペルピュロン

1092〜1118年 ・  ・ 十二世紀 ・ ビザンツ帝国(コンスタンティノープル)

アレクシオス1世のヒュペルピュロン(表)
shakko / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons

一〇九二〜一一一八年、コンスタンティノープル打のヒュペルピュロン金貨。一一世紀、ノミスマの品位は一〇三〇年代から低下し、一〇七〇〜八〇年代には金含有がほぼゼロまで落ちた。一〇九二年、アレクシオス一世コムネノスは幣制を全面再編し、「高度に精錬された」を意味するヒュペルピュロンを導入する。重量はソリドゥスと同じ標準、品位は二〇・五カラット。信用を失った旧貨に代わる帝国の標準金貨として経済再建に働いた。改革の当人の名で打たれた一枚で、モスクワのクレムリン博物館が蔵する。