紙に書いてある額が「名目」
歴史から学ぶ、いまの判断 / 自分の数で計算
お金の実質の目減りの計算
今の一〇〇万円は、十年後にどれだけ買えるか

3分でわかる お金の目減り
1絵で見る
横に送って見られます
今どれだけ買えるかが「実質」
物価が毎年上がると…
同じ名目の額で、買える量は減る
名目の額 ÷(1 + 物価上昇率)の年数乗
これで今の値打ちに直る
計算の欄の最初の数は、100万円・年2%・10年
今の0円は、10年後にどれだけ買えるか
年金の見込額・貯蓄の額・値上げのニュースに使う
2数字で見る
100万円
計算の欄の最初の名目の額。年2%・10年で、今の値打ちと目減りの割合が出る
3あなたならどうする?
年金の見込額の通知が届きました。数は去年と同じです。物価が上がる年が続くと、買える量はどうなりますか?
選んでみてください
変わらない
紙に書いてある額(名目)は同じでも、物価が毎年上がると、同じ額で買える量は減ります。今どれだけ買えるか(実質)は、計算の欄で出せます。
減る
その通りです。名目の額を(1 + 物価上昇率)の年数乗で割ると、今の値打ちに直せます。
4くわしく読む
使う場面 年金の見込額・貯蓄の額・値上げのニュースを読むとき
名目は紙に書いてある額、実質は今どれだけ買えるかです。物価が毎年上がると、同じ名目の額で買える量は減ります。式は一つで、名目の額を(1 + 年の物価上昇率)の年数乗で割ります。
自分の数で試す
数を変えると、その場で計算し直します。式は下に書いてあります。
入れる数
出る数
今の値打ちに直した額(万円)—
目減りする割合(%)—
式 今の値打ち = 名目の額 ÷(1 + 物価上昇率)^年数。目減りの割合 = 1 − 1 ÷(1 + 物価上昇率)^年数
他の国では
物価指数の定義は国が違っても同じ考え方です。日本は総務省統計局、米国は労働統計局が毎月公表します。
参考文献
- 消費者物価指数(CPI)総務省統計局
- Consumer Price Index Frequently Asked QuestionsU.S. Bureau of Labor Statistics