サムドラグプタの金貨(投槍型)

グプタ朝サムドラグプタの金貨ディナール、投槍型と呼ばれる意匠。出典は目方を七・九〇グラムと記す。在位は三三五年から三八〇年。王は投槍を手に立っている。グプタの金貨は型ごとに王の姿が変わる——弓を引く型、虎を射る型、竪琴を奏でる型。同じ王が、貨幣の上で幾通りにも自分を演じた。この時代の金貨は、額面を告げる道具であると同時に、王朝が自らを語る場でもあった。

グプタ朝サムドラグプタの金貨ディナール、投槍型と呼ばれる意匠。出典は目方を七・九〇グラムと記す。在位は三三五年から三八〇年。王は投槍を手に立っている。グプタの金貨は型ごとに王の姿が変わる——弓を引く型、虎を射る型、竪琴を奏でる型。同じ王が、貨幣の上で幾通りにも自分を演じた。この時代の金貨は、額面を告げる道具であると同時に、王朝が自らを語る場でもあった。