クラウディウス金貨(南インド出土)
クラウディウス帝の金貨、五〇年から五一年の打造。南インドで出土した一枚である。出典の分類には「検証のための切り込みを持つ貨幣」という項目が付いている。受け取った側が刃を入れ、金であることを自分の目で確かめた痕跡である。プリニウスは同じ時代、インドを「世界で最も貴い金属の沈み場」と書いた。ローマの金は胡椒と引き換えに東へ流れ、この一枚のように、削られてから土に還った。
クラウディウス帝の金貨、五〇年から五一年の打造。南インドで出土した一枚である。出典の分類には「検証のための切り込みを持つ貨幣」という項目が付いている。受け取った側が刃を入れ、金であることを自分の目で確かめた痕跡である。プリニウスは同じ時代、インドを「世界で最も貴い金属の沈み場」と書いた。ローマの金は胡椒と引き換えに東へ流れ、この一枚のように、削られてから土に還った。