カニシカの仏陀貨

裏面に仏陀が立つ貨幣である。銘はギリシャ文字で ΒΟΔΔΟ——ボッド、すなわち仏陀と読める。仏の姿を貨幣に載せた最初期の例に数えられる一枚で、ギリシャの文字で仏陀の名を綴っている。アレクサンドロス以来この地に残ったギリシャ語の書きぶりが、インドで生まれた教えの名を刻むために使われた。文字と図像と信仰が、それぞれ別の場所から来て、一枚の金の上で出会っている。

裏面に仏陀が立つ貨幣である。銘はギリシャ文字で ΒΟΔΔΟ——ボッド、すなわち仏陀と読める。仏の姿を貨幣に載せた最初期の例に数えられる一枚で、ギリシャの文字で仏陀の名を綴っている。アレクサンドロス以来この地に残ったギリシャ語の書きぶりが、インドで生まれた教えの名を刻むために使われた。文字と図像と信仰が、それぞれ別の場所から来て、一枚の金の上で出会っている。