ナポレオン一世 二十フラン金貨 一八一〇年(カルナヴァレ博物館)

ナポレオン一世の二十フラン金貨、一八一〇年パリ打。表は月桂冠の皇帝の頭部と NAPOLEON EMPEREUR、裏は花輪の中の 20 FRANCS。カルナヴァレ博物館の記録は、金、直径二・三センチ、重さ六・四五グラム、一八九九年にオルセー駅の建設工事で見つかった個体と記す。一八一二年、十九歳でパリに着いたジェームズは、兄ネイサンのために正貨と地金の買い付けを取りまとめた。正貨とは金貨と銀貨そのもの、地金とは貨幣に打つ前の金銀の塊である。パリの両替の帳場で集められた金銀の、その一つの姿である。
直径 23mm