NOMISMA SCHOLA

金の延べ棒を持ち上げる(イングランド銀行博物館・二〇二四年)

2024年撮影 ・  ・ 二十一世紀 ・ イングランド銀行博物館(展示)

金の延べ棒を持ち上げる(イングランド銀行博物館・二〇二四年)(表)
Matt Brown(Flickr: Matt From London) / CC BY 2.0(Wikimedia Commons

イングランド銀行博物館で、来館者の手が金の延べ棒を持ち上げている。撮影は二〇二四年八月三十日。一九一九年九月十二日、ロンドンのニューコートで最初のゴールド・フィキシングが開かれた。ロンドン金市場の五つの会員の代表が集まり、買い手と売り手の釣り合いが取れるまで続けて値を決めたと年表は記す。精錬所の頁によれば、家はイングランド銀行の代理人であり、金市場の議長を職権で務める立場でもあった。値が付けられたのは、この手の上にあるような延べ棒である。家が主催した最後のフィキシングは二〇〇四年五月四日だった。