四〇〇トロイオンス 995.5 の金延べ棒(ポーランド国立銀行 貨幣センター)
2016年撮影 ・ 金 ・ 二十一世紀 ・ ポーランド国立銀行 貨幣センター(展示)
ワルシャワのポーランド国立銀行貨幣センターに展示された、四百トロイオンス、品位九九五・五の金の延べ棒。撮影は二〇一六年。貸金庫の扉が並ぶ部屋に、アクリルの箱で置かれている。文書館の頁は、市場に出る標準の延べ棒が千分の九百九十五以上の純度で鋳られ、一方で純度九百や九百十六・七の金貨は溶かし合わされて大きな棒に鋳直されたと記す。ソブリン、イーグル、ナポレオンの金貨が何千枚も現金で売られ、るつぼに消えていった。貨幣が延べ棒に戻る炉の、その出口の形である。