ウェルキンゲトリクスの金スタテル
前52年 ・ 金 ・ 紀元前一世紀 ・ ウェルキンゲトリクス

Gozitano(リヨン美術館 蔵) / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
前52年、アルウェルニ族のウェルキンゲトリクスがガリア諸部族を糾合して蜂起し、自らの名を刻んだ金スタテルを発行した。表は長髪の男性頭部、裏は馬に銘 VERCINGETORIXS。同年アレシアの攻囲でカエサルに敗れて降伏し、これは事実上ガリア最後の独自金貨となった。奪われたガリアの金はローマ市場にあふれて金価を下げ、以後この地の金は帝国の造幣所で鋳直されていく。