NOMISMA SCHOLA

ヨハネス2世のヒュペルピュロン

1118〜1122年頃 ・  ・ 十二世紀 ・ ビザンツ帝国(コンスタンティノープル)

ヨハネス2世のヒュペルピュロン(表)
Dumbarton Oaks / Public domain(Wikimedia Commons

一一一八〜一一二二年頃、ヨハネス二世コムネノスのヒュペルピュロン。金四・一四グラム・径三二ミリ。掌に置くと椀のように反る、この時代のビザンツ貨に特有の形が明瞭な一枚である。父アレクシオス一世が一〇九二年に立て直した標準は、子の代にも受け継がれた。一度信用を失った基軸が、名を変えて生き続けていく——ノミスマの物語の後半である。ダンバートン・オークスの記録が実測を伝える。

直径 32mm