NOMISMA SCHOLA

アレクサンドロスのテトラドラクマ

前330〜前325年頃 ・  ・ 紀元前四世紀 ・ マケドニア王国(ミュリアンドロス打)

アレクサンドロスのテトラドラクマ(表)アレクサンドロスのテトラドラクマ(裏)
Siren-Com / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons

前三三〇〜前三二五年頃のテトラドラクマ、重さ一七グラム。表は獅子皮を被るヘラクレス、裏は鷲と王笏を持つ玉座のゼウス、銘は「ΑΛΕΞΑΝΔΡΟΥ(アレクサンドロスの)」。父の銀と違い、帝国全土をアッティカ標準に統一した意図的な転換であり、ギリシャ世界の国際標準がそのまま帝国の標準になった。裏面の蠍の副印はミュリアンドロス打を示す——同じ型を打つ造幣所の網の、所ごとの差のしるしである。

直径 25mm