アレクサンドロスのテトラドラクマ
前330〜前325年頃 ・ 銀 ・ 紀元前四世紀 ・ マケドニア王国(ミュリアンドロス打)

前三三〇〜前三二五年頃のテトラドラクマ、重さ一七グラム。表は獅子皮を被るヘラクレス、裏は鷲と王笏を持つ玉座のゼウス、銘は「ΑΛΕΞΑΝΔΡΟΥ(アレクサンドロスの)」。父の銀と違い、帝国全土をアッティカ標準に統一した意図的な転換であり、ギリシャ世界の国際標準がそのまま帝国の標準になった。裏面の蠍の副印はミュリアンドロス打を示す——同じ型を打つ造幣所の網の、所ごとの差のしるしである。
直径 25mm