NOMISMA SCHOLA

ダリク

BC 510 頃–330 ・  ・ 紀元前六世紀 ・ アケメネス朝ペルシア サルディス

ダリク(表)ダリク(裏)
Bibliothèque nationale de France, département Monnaies, médailles et antiques, Y 28912,83 / Public domain(Wikimedia Commons)

ダレイオス1世が帝国の貨幣として定めた金貨。純度の高い金に、弓と槍を持ち駆ける大王の姿だけを打刻し、銘文を持たない。俸給と貢納と外交に使われ、ギリシア側はこの金貨を「弓兵」と呼んだ——スパルタ王が「弓兵に追い出された」と語った故事が残る。図柄をほとんど変えぬまま、アレクサンドロスの征服までおよそ二百年打たれ続けた。

直径 15mm